MacにAndroidアプリ開発環境構築(1.Eclipseインストールと日本語化)

MacにAndroidアプリ開発環境構築(1.Eclipseインストールと日本語化)

1.Javaがインストールされているかどうかを確認

 確認方法は「アプリケーション」→「ユーティリティ」から「ターミナル」を起動して、下記のコマンドを入力して実行をします。

 javac -version

①javaがインストールされている場合

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②javaがインストールされていない場合

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ここでは「インストール」を選択します。

インストール完了後に「ターミナル」からもう一度上記のコマンド「javac -version」を実行して、

javac 1.6.0_XX」のように表示されることを確認します2.Eclipseをダウンロード

2.Eclipseのインストールと日本語化

①Eclipse(IDE:統合開発環境)を公式サイトからダウンロードします。

Eclipse Downloads
http://www.eclipse.org/downloads/

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Eclipse Standard4.3の項目の右にあるリンクテキストから自分のOSのビット数にあてはまる方をクリックします。自分のOSが32ビットなのか64ビットなのかわからないという場合は、ディスプレイ左上にあるアップルアイコンから「このMacについて」を選択してください。

記載されているプロセッサ名に注目します。 

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プロセッサ名ビット数
Intel Core Solo 32ビット
Intel Core Duo 32ビット
Intel Core 2 Duo 64ビット
Intel Quad-Core Xeon 64ビット
Dual-Core Intel Xeon 64ビット
Quad-Core Intel Xeon 64ビット
Core i3 64ビット
Core i5 64ビット
Core i7 64ビット

ビット数を選んだら、リンク先にある緑色のダウンロードアイコンをクリックしてEclipseをダウンロードします。

 

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②eclipseのインストール

ダウンロードが完了したファイル(この場合は「eclipse-standard-kepler-R-macosx-cocoa-x86_64.tar」)を解凍します。
このダウンロードファイルの場合は、通常はダブルクリックをする事で解凍になるかと思います。
解凍が終わると「eclipse」というフォルダが現れます。
その「eclipse」フォルダを、「アプリケーション」フォルダに移動します。

③eclipseを日本語化

Pleiadesプラグイン(Eclipseを日本語化するためのプラグイン)を、下記のサイトからダウンロードします。

http://mergedoc.sourceforge.jp/

ここでは下図のように
「Eclipse 4.3 Kepler Pleiades All in One」→「Ultimate」→「64bit」→「Standard Edition」
をダウンロードすることとします。

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ダウンロードが完了したファイル(この場合は「pleiades-e4.3-ultimate_20130626.zip」)を解凍します。
このダウンロードファイルの場合は、通常はダブルクリックをする事で解凍になるかと思います。
解凍が終わると「pleiades」というフォルダが現れます。
その「pleiades」フォルダの中の「eclipse」フォルダ配下の「dropins」のフォルダだけを、
下図のように「アプリケーション/eclipse」配下の同じ「dropins」のフォルダに上書きします。

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次に、Eclipseを起動した時にPleiadesプラグインを読み込む設定等をします。
「アプリケーション/eclipse」を右クリックして、

下図のように「パッケージの内容を表示」を選択します。

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パッケージの内容を表示」を選択すると、「Contents」フォルダが現れます。
Contents」フォルダの中の「MacOS」フォルダに進み、
eclipse.ini」のファイルを推奨の「テキストエディット」で編集します。
※例えば「eclipse.ini」を右クリックして、「このアプリケーションで開く」から「テキストエディット」を選択します。
その際に下図のような警告画面(「~の開発元は未確認です。開いてもよろしいですか?」)が表示される場合があります。
このようなメッセージが出た場合は自己責任になりますが、編集する場合は「開く」を選択します。

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以下の記載を「eclipse.ini」のファイル内で、下部に追記して保存します。

-Dfile.encoding=utf-8

-javaagent:/Applications/eclipse/dropins/MergeDoc/eclipse/plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar

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④eclipseを開く

アプリケーション/eclipse」を起動します。
※例えば「アプリケーション/eclipse」を右クリックして、「開く」を選択します。
その際に下図のような警告画面(「~の開発元は未確認です。開いてもよろしいですか?」)が表示される場合があります。
このようなメッセージが出た場合は自己責任になりますが、起動する場合は「開く」を選択します。

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最初に下図のようなワークスペース(Eclipse上で作成したプロジェクトの保存場所)が表示されます。

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「OK」をクリックすると、下図のような「Eclipseへようこそ」の画面が表示されます。

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Eclipseの起動と日本語化が確認できたので、一旦Eclipseを終了します。

次はAndroidSDK ダウンロード記事をご覧ください。